海外医薬品を通販するメリットとデメリット

最近はネットの普及もあって、個人輸入という形で海外から通販を利用して医薬品を購入する人が増えています。
個人輸入のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、メリットの一つは国内ではまだ購入することのできない未承認薬を購入することができるという点です。
薬が国内で販売されるためには厚生労働省がその薬を承認することが必要になります。

未承認薬を国内で購入すればそれは違法行為にあたります。
しかし、たとえば代行業者を利用して海外医薬品を購入する場合には、すでにその薬が承認されている国で購入したものを輸入するという形になるため、違法行為とはなりません。
ですから、国内では未承認ながら海外で効果が話題になっている育毛剤を購入したいという場合には個人輸入を利用することで手に入れることが可能です。
もう1つのメリットとしては、最新の薬を安価に購入することができるという点です。

通常、薬を開発した製薬会社には特許が認められます。
というのも、新薬を開発するためには非常に多額の資金と長期的な時間がかかるため、新薬の成分や製法に特許を与えることで、製薬会社の利益を守る必要があるからです。
新薬の特許は一般的に20年から25年、新薬が承認されてからではなく、新薬の開発を始めた時点からの期間で認められ、その期間中は新薬についての利益は開発した製薬会社がすべて手にすることができるようになっています。
ですから、消費者が価格の安いジェネリックを購入することができるのは、その特許期間が終了してからということになります。
しかし、一部の国や地域では、薬に対する特許が認められていないところがあります。
そのような国としてはインドが有名ですが、インドでは成分特許や製法特許がないため、開発された新薬をすぐにコピーして販売することができます。
もちろん、このようなことは先進国においては特許侵害に当たる行為ですが、後進国の場合には医薬品の値段が高すぎると庶民が病気の治療をすることができないという背景もあるため、製薬会社も目をつぶっているような状態なのです。
こういった薬も個人輸入を利用することで日本人であっても購入することができます。

もちろん違法ではありません。
一般的に言って、新しい薬ほど高い効果が期待できますし、副作用の心配も少ないため、安くジェネリックを購入できるというのはとてもありがたいことです。
ただし、海外から医薬品を輸入するときには注意も必要になります。
というのも、こういった薬には出処が明らかでない製品も混在しているからです。

相場よりも非常に安価な製品の場合には、それが正規品ではなく偽造品である可能性も否定できません。
効果がないだけなら良いですが、場合によっては健康を損なうこともありますから、本物がどうかということはしっかりと確認しておく必要があります。
できるだけ安全に海外医薬品を購入するならば、信頼できる代行業者を利用するとよいでしょう。
ネットで検索をすれば評判の良い代行業者がみつかりますから、そういった業者を利用することで偽物を掴まされるといった危険性はかなり減らすことができます。

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